太平山 御手洗まで

御手洗への登り、ブナ林がつづく


雪の太平山は今月2度目だ。今回はビーチロフトの沼田氏が主催する雪山山行だ。いつもの面々と初顔合わせの4人を入れて総勢13人。4台の車に分乗し、いざ出発。

仁別から登山口である旭又までの約14kmの林道は除雪されないので30cm程度の積雪があった。この林道を4台の車に分乗し突き進んだ。我が車は2番目。突入早々に雪にハンドルを取られ、コントロールを失い左にある排水溝にタイヤが落ちスタックした。初めての経験。押してもらいながらなんとか脱出。パーティ登山はトラブル時、とても心強い。

積雪が多い林道での運転のこつを聞いた。カーブは前者のトレースより大回りし、前車のトレースを忠実に辿らないで、積雪部を少し踏むようにとのアドバイスだった。その後はなんとか無事だったが、ヒヤリヒヤリの運転だった。

ようやく着いた旭又は前回に比べてかなりの積雪。今回はスノーシューをつけての登山。久々に雪靴とスパッツの組み合わせ。150歩を目安にラッセルを交替する体制で雪中歩行となった。雪がとても多く、なかなかの景色。アヤメ坂の急坂ではスノーシューを外した。

予想以上に雪が多かったため、御手洗から先は行かないことにして、戻ることとなった。前回は60cmの積雪だったが、今回は120cmになっていた。ランチは雪のテーブルを造って食べた。ブナ林の雪景色がとても綺麗。食べていたら徐々に寒くなり歩かずには居られなくなってきたので、出発開始。

下りはスノーシューで滑るように・・新雪なので転んでも痛くないので安心。バランスを崩し新雪の中に転倒。起きあがるのに四苦八苦。楽しい下りなのだ。ただ、スノーシューの下りは使う筋肉が違うせいか股筋肉が張ってくる。

帰りもアドバイスを忠実に守りながら、緊張の林道運転だった。慣れているはずの沼田氏の車が溝にスタックした。今回の収穫は積雪多い林道の運転技術を教えてもらったことである。


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2001年12月23日(日) 曇り時々雪 

沼田リーダー及びk先生ら秋田の面々

旭又830→御手洗1100/1230→旭又1400
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