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勤労感謝の日である。そして、曇り。この時期、曇りは秋田ではいい天気の部類。気になっていた岩谷山を目指した。標高は約366m。登山口入口にある家では雪囲いの最中だった。 薄暗い杉林の道を20分ほど歩くと後は広葉樹の森を一気に登る道となった。風が吹くと枯葉がハラハラサラサラと音を立てて舞い落ちてくる。山道の濡れた枯葉を踏みしめる。見通しの利くコナラやブナの天然林。晩秋、初冬の山のいい雰囲気である。秋田の低山もいいものだ。奥久慈の12月の山道を思い出した。 山頂手前の岩峰ピークからは秋田市方面の航空写真を見るような展望がえられ、見応えがある。山頂は樹木が展望を遮っているが、木々の間から筑紫森が見えた。太平連山はあいにく雲の中。水を飲み、記念に筑紫森を描いた。 帰路は折角なので、唐松温泉まで足をのばすことにした。イワナの骨酒の器とおちょこが魚形で面白かった。
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****************************** 登山口1140→山頂1230/1250→登山口1330 |
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