丹沢・鍋割山
田圃に雪が残る秋田から、桜咲く東京に着いたら、僕はまだ花粉症であった。この花粉の時期に鍋割り山荘にお邪魔するのは初めてだ。鹿島から出てきたSとTに渋沢駅で合流した。小田急電車内には東海大の卒業式に向かう若者達が多数いた。バス停にいた登山パーテイのなかにFYAMAのゆーちゃんがいたのでご挨拶。彼らは花立山荘泊。登山口の大倉にはこぎれいなトイレとレストハウスができていて、風景が一変していた。

オオイヌノフグリ、キボシなどの花を愛でながら林道歩き。二俣でランチ。外国人パーテイが過ぎた。桧の植林地を小丸に登り出す。花粉症のせいか呼吸困難で息が上がり、辛い。久々の雪のない山道登りは新鮮だ。春霞で遠望はない。小丸の稜線では牡鹿がエサをねだって近づいてきた。いけないと分かっているが、僕の鼻水がついたテッシュペーパーをあげた。

鍋割山荘までの稜線部のブナ林は丹沢独特の光景。なつかしの5回目の山荘はソーラーが増えた以外大きな変化はないようだ。相変わらずの豪華な夕食と朝食だった。富士は見えず、残念。
鍋割山荘
花立山荘
翌日は寒い濃霧の中、塔の岳へ。視界無く、強風で寒すぎた。ゆーちゃんパーテイとは登るときあった。昨日、短パンでいたねーちゃんが元気である。
丹沢で最初に泊まった懐かしの花立山荘でコヒー。小屋はきれいになった。手伝いの江戸弁のおじさんは落語家みたいな口調で、笑いがとまらないほど程の面白さ。駒の小屋前にてFYAMAの匡さん似の男女組を見かけた?
途中で作ったラーメンはあいもかわらず一級品のおいしさ。大倉近くで雨が降ってきた。下山の雨はなぜかうれしく、足どり軽く大倉についた。
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【 日 時 】2001年3月24日(土) 〜25日(日)           
【 天 候 】晴→曇り→雨              
【 行 程 】大倉1100→二俣1220/1250→小丸1520→鍋割山荘1610泊
      小屋740→塔ノ岳→花立山荘→大倉1330
【メンバ】S、Tと三人
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