秋田駒ヶ岳・八合目小屋
秋田市内の登山店ビーチロフト若旦那、沼田氏主催の月例山行にまたも参加してみた。秋田の冬山の勉強にとって大いに助かる企画である。秋田市内〜田沢湖までは春の暖かい雨模様なり。道路が凍結していないので、ラクチンドライブだ。田沢湖高原スキー場付近からみぞれ模様、道路には湿った雪が少々あり。車内で準備、久々にピッケルとアイゼンをザックにくくりつけ、歩行具はスノーシューを選択した。
レストハウスに集まった面々の装備は山スキー、テレマークスキー、スノーシューの3種。スキーのトレースはスノーシューには幅があわず歩きずらい。程なく雪に埋まったカーブミラーが現れて、ここが八合目までの道路であると実感する。周辺のブナとダケカンバが見事である。潅木帯に入ると風が強くなったが、背からの順風なので気にならない。濃霧ガスで視界は得られない中、八合目小屋に到着。
2階の冬季入り口から入り休憩。人心地ついた面々からは視界のない山頂に登ろうと言い出す声は聞かれず、宴会モードに突入してしまった。当方からはホットワインを提供。ブランデー、ワイン、各種手製の料理などがテーブルをにぎわした。前回の森吉山で沼田氏に薦められた革靴への防水クリーム処理をやってきたせいか、今回は靴濡れが少ないようだ。
帰りは正面からの強風。メガネを外しゴーグルと目出帽モードとする。一時間ほどでスキー場に戻り、記念写真の後、解散。スノーシュー組は・・ゲレンデを歩くのだ。潜らない圧雪ゲレンデなのでスノーシューはすぐ外し、軽快に駐車場に戻った。 
最近お気に入りの水沢温泉に立ち寄る。沼田氏はじめ同行の方2名と露天風呂で歓談。風呂脇にはきれいな観賞用?のフキノトウがでていた。ここは暖かいから一足はやい春か。
帰途は道路脇にフキノトウが出ていないか観察しながらの国道ドライブとなった。田圃はまだ一面の雪が残っている。角館を過ぎたあたりで一瞬黄色ゾーンを見つけ、今年春一番のフキノトウを採取した。秋田方面に近づくに連れ、春の青空が広がってきて、太陽がまぶしかった。
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【 日 時 】2001年3月18日(日)            
【 天 候 】濃霧→湿った吹雪               
【 行 程 】田沢湖高原スキー場リフト終点930→八合目小屋1050/1210→リフト1320
      →スキー場駐車場1400
【メンバ】沼田リーダー、K先生、I先生、ふくめ約十数名
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