つくば53
99年9月12日
昨年9月13日女体山でブロッケン現象に出会ったので、
あわよくば今年もとのもくろみで出かけた。
出会ったのは隠れ道への立入禁止的表示とバリケードだった。
m4峠コース入り口に設置されていた表示板
メンバー 単独
天候   めちゃくちゃ暑かった! 晴れ
行程   つつじヶ丘駐車場1015→p3探勝路→筑波山神社1105→梅林→峠ルート口1150
     →m4峠ルート→研究路東屋1320/1600→女体山頂1620/1730→p4→つつじヶ丘1815
     
メモ   p3探勝路
      コンクリートの道で疲れる。 桧、もみのきが多く、アカモミダケが期待できるかも。
      至る所に踏みあと道があり、キノコ採取の跡かと思う。 かなり人が入るので
      期待薄だろう。 下から比較的明瞭な道が交差し、上に延びている。 どこに行くか
      興味津々、またの機会の対象となりそうである。
     新たに設置された登山道でない旨の表示板
      墓地を通って、市営駐車場に行く途中のm1とm2ルートの入り口に下記の標識
      (表示板)が立てられていた。 今年の3月以降に設置された模様。
           「登山道ではありません。登山道は神社正面より」
      梅林に向かう途中にある梅林コースの入り口にも同様の表示板があり、
      ここでは鉄骨のバリケードが行く手を遮断していた。
 
      梅林すぎた林道からの梅林コース入り口も上記同様。
      舗装路歩きで大汗かいて到着した峠コース入り口も同様で、2月ここにあった
      「紫峰千登会の入り口案内板」は無くなっていた。ここは枯れ木のバリケード。
      上記表示板とバリケードの設置理由は不明?
      かなり危険な道と判断し、事故防止のためかな?
      この措置で隠れ道の入り口はかなり明瞭になった利点有り
     峠コース
      バリケードを迂回し、コースにはいる。 2月の梅見以来だ。
      クモの巣をポールで払いながら登る。 尾根直登。 夏なのにさほど薮はない。
      暑くてバテバテ、大汗。 梅林コースとの合流部のブナが出てくる大岩で休む。
      ここからは気分いいブナ混じりの天然広葉樹林の道である。 緑が濃い。
      自然研究路にあがる部分にも枯れ木のバリケードがあった。 うえからも
      立ち入って欲しくないようだ。
     東屋
      ここは夏でも涼風が吹き抜けて、昼寝は寒いくらいになる。とてもいい所である。
      Tシャツを脱ぎ、絞って干す。 
      石岡からの高校英語教師の単独兄さん(県教員定年後、つくば私立高校勤務)
      が居て、歓談する。
      週一回は体力維持のため筑波詣出とか、いつも金曜日か月曜日が多いらしい。
      こちらから、筑波の隠れ道情報と今日のコースを説明した。
      ラーメンとウィスキー&ウォター。 雨具上をつけて昼寝を試みたが
      ビールがないせいか眠れない。 研究路でブナの枯れ木を目をこらしみたが
      ヌメリツバハキモドキはまだ出ていなかった。
    女体山
      御幸が原の売店で缶ビールを購入し、一気。 うまい。
      女体山にはまだかなりの人がいた。 山頂下の誰も居ない岩のテラスで
      ガスが湧くのを待ったが、気配なく、今日のブロッケンはあきらめ。
      17時頃には人声が途絶えた。 男体山の上に太陽があり、夕暮れだ。
      かすみがあり遠望はきかないが、夕暮れのいい雰囲気があたりをつつむ。
      男体山方面をスケッチする。 山頂に上がったら、若い恋人達一組がいた。
      先に下りてもらい、のんびりとたった一人の山頂。
女体山頂下の岩テラスから男体山(99/9/12/17時)

      
    つつじヶ丘へ
      薄暗くなったブナ林でブナと対話。 この下山路には結構なブナ大木があったのだ。
      つつじヶ丘高原からは街の明かりの夜景を堪能した。 ぽつぽつと恋人達が・・・
      井上陽水の帰れない二人 なのだろう。 邪魔なおじさんは足早とおりたのだ。