八溝山から高笹山の往復
八溝山周辺のブナ林とキノコ観察を主目的に、未踏であった高笹山まで往復した。
八溝〜茗荷分岐付近の天然林は大きいブナも混じり、美しい林相だった。
分岐以降は笹薮の抵抗に閉口したが、きれいな天然林を味わえた。
特に、赤い実がついたマユミの木の群落は見事で、ここを自称「マユミの森」と
命名した(秋色のあざやかな赤が一面)。
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【 目 的 】八溝山から高笹山の天然林鑑賞とキノコ観察
【 山 域 】八溝山地
【 日 時 】1999年10月31日(日)
【 天 候 】曇り時々小雨
【 行 程 】自宅520〜八溝山登山口830→八溝山→茗荷分岐→高笹山1210/1310
→池の平1410→茗荷分岐1500→八溝山1530→日輪寺→登山口1650
〜自宅2050
【メンバ】KY氏とS氏と三人
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目的地は?
自分でおいしいムキタケを採りたいと念じていたが、2週続けての会津へのお出かけは
家庭平和のため、控えた方が良さそうだ。 茨城県内でムキタケの可能性があるのは?
と考えたら、2週間前カミサンと行った八溝山が頭に浮かんだ。
今回の同行二人は足が強いので、ついでに初物の高笹山もと欲張った。
- 準備
今回は自車での移動でなくS車となったため、久しぶりの前夜パッキングだ。
これには車からものを出したりと結構な時間を要し、疲れたのだ。
自然と持ち物の量が少なくなった(いつも持っていくかさばる一眼レフカメラ、
ガス&コッヘル、ラーメンはやめた)。
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- 立ち枯れのブナにムキタケ風キノコが!
八溝山への道脇においしそうなキノコがついた立ち枯れのブナがあった。
手が届く高さではない、電柱用の足場鉄棒が数本打たれていたが、
身軽でないのであきらめた。
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- 高笹山への道の入口
- 舗装林道の最奥の駐車場(トイレ有り)が高笹山への入り口である。
観光バスが2台入ってきて賑やかになった。
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茗荷分岐付近のブナ林まで
まず道がきれいに刈払いされている。 ブナの大木もあり、広葉樹主体の
きれいな林である。 鮮やかではないが、そこそこの紅葉。
ブナの立ち枯れを目標にキノコを探査しながら歩く。
予想以上に茗荷分岐とその周辺にはブナの大木があり、きれいな林相を
していた。 ここで一泊してみたいと思わせる。
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- 池の平まで
分岐から程なく行くと道はミヤコ笹に覆われるようになってきた。
整備されてない感じで、いよいよの薮山道的。
きれいな天然林が左斜面を覆い、右は杉、桧の植林である。
立派なツキヨがついたブナの立ち枯れ2本発見、ムキ無し。
高笹山へ
笹薮道を泳いでいくと、目前にあざやかな赤色の実をつけたマユミ
が2本。 先に進むとそこにもマユミの木々多数で、見事。
この周辺をマユミの森と名付けることとした。
疎林となったところで八溝山が展望でき、遠いなぁである。
笹が若干うるさい、なだらかな登りを長〜く歩く。
笹薮道とマユミの森 |
八溝山を望む |
高笹山山頂にて記念写真 |
高笹山山頂
山頂表示有り。八溝を見たかったのに、展望は木々に邪魔されほとんどなく、
大笹山が見える程度。 結構歩きがいがあった。 ランチ。
風が吹くと枯れ葉が音を出して落ちてきて、秋です感。 |
キノコ探査
八溝山からはキノコ探査が中心となり、疲れを忘れて枯れ木に突進。
ムキダケはなく、ブナでない枯れ木たぶんナラにウスヒラダケか
ヒラタケに似ている若いキノコ発見。
日輪寺下の斜面では2週前アカモミダケとヌメリスギタケが採れたことから
、まじめに探査したが発見はなかった。
上記、未同定キノコは今晩、オソル オソル 試食予定である。
- 後日談/試食結果
ウスヒラダケかヒラタケだろうと推定し、
自分で味噌汁をつくり食べました。
ピチピチとした弾力ある歯ごたえがあり、
キノコキノコらしい食感で美味でした。
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