安達多良山・鉄山避難小屋泊

今年は猛夏だ。 だから、毎週展望が期待できるので心が騒ぐ。
今回は稜線に泊まり、夕暮れの大展望、満天の星空、早朝の展望、
を手軽に得ることが目的だ。
鉄山避難小屋はその好適地と考え、晴れた日の義務を実行した。

鉄山で磐梯山をバックに、至福の展望!


山名   安達太良の箕輪山・鉄山
メンバー Y氏と二人
行程&天候  
 8月7日(土) ガス多い晴れ
    自宅400(車)〜塩沢温泉登山口駐車場745/825→笹平分岐840
    →八幡滝への分岐1030→沢1120→縦走路1210→箕輪山頂1235/1350
    →鉄山避難小屋1430(泊)
 8月8日(日) 快晴
    小屋645→鉄山山頂700/730→安達太良山頂800/830→くろがね小屋920/1100
    →八幡滝1150/1250→塩沢温泉登山口駐車場1350(車)〜自宅1820

はじめて笹平への道に入った。 僧悟台で八幡滝から来た小学生の親子とあう。
格好からして普通の人たちだ。 危険ということで原則禁止のルートとなったらしいが、
さほどの危険はないらしい。 この道沿いにはオオバキボウシまたはコバキボウシが多い。
鉄山方面の主稜線はガスで覆われていて、箕輪山だけが大きな姿を見せている。

僧悟台からの箕輪山、遠く見えた!
記憶になかった箕輪山頂


主稜線手前の最後の水場は水量が豊富で冷たい。 約4L水筒を満タンにする。

26年ぶりの箕輪山頂、もう記憶はなにも残っておらず、はじめての山頂と同じだ。
吾妻連峰、磐梯、安達太良も稜線部はガスの中。 秋元湖と箕輪スキー場などの下方
はよく見える。 風が強く、涼しくて良いが、弁当に砂が混じってくるし、たばこの火に
苦労する。 登山者はチラホラと少ない。

鉄山避難小屋は思った以上の綺麗さ。 今晩は俺達だけだろうと入ったら、
箕輪山頂であった宮城の単独の方がいた。 夕方、杉田川を沢登してきたもう一人の単独の方が。 そして水戸の単独の方。 最後に12名の団体(専門学校のレク単位習得の
ため?、内うら若き乙女っち9名)が入ってきて、一気にてんやわんや状態となる。

ガスで夕暮れはなく、7時ごろ寝てしまった。 
2時半、窓への月明かりの白さで目覚める。 
もしかしたらと外へ出たら、満天の星が待っていた。
今日は細い三日月、福島市街の明かり、そして流れ星。
鉄山からの八筈森・安達多良・和尚山
鉄山からの避難小屋と吾妻連峰
鉄山よりの磐梯山

4時半ご来光。 素晴らしく、大快晴。 急いで鉄山山頂へ。
安達太良連山、那須連山、特に旭岳が立派、日光連山、奥白根、ひうち、・
磐梯、吾妻連山、飯豊連峰、蔵王連山が思ったよりも大きく見える。
やはり早朝の大展望は素晴らしい。

朝食後、より長く展望歩きを楽しむために安達太良山頂へ。
ここでは先ほど雲海の下で見えなかった阿武隈山地の連なりが
見えた。 山名がわからない。

4年ぶりのくろがね小屋で一番風呂とビールをいただき満足。
昨晩は廊下にもあふれた大混みだったとか、お盆の頃はさほどじゃないらしい。

下り途中の八幡滝は涼しい風が吹き抜けとても素晴らしい休憩地だった。

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