日光・奥白根山
最高の展望を求めて、梅雨明け快晴の奥白根山に行って来ました。
これまで経験した奥日光の山(奥白根、男体、太郎、女峰)の内で
最も展望に恵まれたハイクでした。
五色山からの奥白根山と五色沼

山名   日光奥白根山
メンバー S氏と二人
行程&天候  
 7月23日(金)
    自宅2020(車)〜光徳駐車場2420(車中泊)
 7月24日(土) 快晴
    金精峠駐車場650→金精峠715→国境平825→五色山905
    →前白根山940→避難小屋1030→奥白根山頂1145→
    すぐのピーク1155/1255→弥陀が池1335/1445→五色沼1500/1540
    →五色山1620→国境平1650→金精峠駐車場1815〜湯元温泉〜
    自宅2330

梅雨明けの大快晴を狙ってずっと天気予報を注目してきた。
木曜晩、土曜日はは間違いなく梅雨明けだと確信し、S氏を誘った。
金曜、帰宅後、あわただしく出発。 久しぶりの前夜移動。

いろは坂でローリング族と久々の対面。 なかなかの運転技術であるが、
間違っても俺の車にぶつからないでくれよ。

これまで奥日光の車中泊では赤沼駐車場を利用してきたが、今回は
はじめて光徳駐車場とする。 薄曇りで満天の星空では無かったが、
天の川と夏の大三角形が楽しめた。 ここは林間で赤沼よりは雰囲気が
良いし、車も少ないようだ。

奥白根は10年程前の夏、長女と菅沼から登って以来、今回は初めて金精峠からである。
前回は展望がいまいちで記憶にあるのは弥陀が池からの奥白根の雄姿のみ。

金精山の山腹にはカニコウモリの群落、その後クルマユリが一輪、
五色山付近にハクサンシャクナゲ、ハクサンフウロ。

前白根山頂からは富士山、南アルプスの遠望、日光の山々もこんなに見えて
いいのだろうか状態。 皇海、袈裟丸、赤城なども。
湯元からの登山者がボツボツ登ってくる。

奥白根山頂への道沿いにマルバダケブキの群落。 山頂は丸沼高原および
菅沼からの登山者で大混み、さすが百名山。 弥陀が池方面のピーク付近で
ランチとした。 眼下の弥陀が池と五色沼、菅沼、丸沼。
双耳峰の尾瀬ひうち岳、鬼怒沼湿原、日光の山々がとても鮮明。
奥白根から日光の山々と中禅寺湖


弥陀が池で昼寝、そして五色沼湖畔に佇み、奥白根を仰ぎ見る。
ヤッホーと声をだすと五色山よりヤッホーとこだまが帰ってくる。
こだまの音質はなかなか良好で、昔々北海道の然別湖白雲山で味わった
こだまと似て上質である。
また、湖面に映る五色山腹のダケカンバ林が風による波の変化で微妙に変化し
幻想的な絵を映し出す。
16時に近い時間なので、まわりに登山者はいなくなっていた。

もう帰らねばと五色山へ登り返し、金精山腹のがれ場を慎重に下り、
駐車場に戻った。

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