便ガ島から聖岳

お盆の週に夏休みが取れたので、雪渓とお花畑が楽に楽しめる鳥海山にいこう
と計画したが、梅雨明け未了なためやめて、3年前赤石岳から仰ぎ見て印象に
残った聖岳に行くことにした。 そこで快晴の夏山展望を期待したが・・・・・
今回は二人のFYAMAERに遭遇!そして山頂からの展望は無かったものの
トリカブトが一面に咲く花畑はお見事 でした。
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【日程&天候&コース】 
 8月10日(月)晴れ 
  自宅430→便ガ島かなり手前の河原(車中泊)
 8月11日(火)曇り 
  便ガ島610→西沢渡710→薊畑1135/1330→聖平小屋1400(泊)
 8月12日(水)ガス&小雨→曇り
  小屋545→聖岳748/810→薊畑920→西沢渡1315/1425→便ガ島1515
  →小川の湯→自宅2730
【メンバ】本人、息子
【山 域】南アルフプス南部
【参考書】昭文社エリアマップ11(1994年版)
     山渓・夏山JOY-1993年     
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8/10・移動
暇そうだった息子を説得して食糧&水のポーターに採用。
6月から腰痛が悪化してきたので、荷物は軽い方が良いのだ。
4時半車で出発、駒ヶ根ICで高速を下り、ロープウェイでの足慣らし
木曽駒ハイクと思い料金所のおじさんに確認したら、ロープウェイは
修繕工事で秋まで休止とか・・・・・
便ガ島には13時頃到着。 参考書に載っていてあるべきはずの小屋が無い!
タバコを買ってくるのを忘れた。 また麓にもどりビールとタバコを調達。
便ガ島手前の広々河原で予定外の車中泊。この林道は普通車で十分可能。
途中から見た南アルプス南部の稜線はドーンと高かった。
(あそこまで上がるのは大変そう・・・・・)

8/11・聖平小屋へ
飯豊の梶川尾根に比べ登りやすい道。でも最後の薊畑手前あたりでは
筋肉疲労でバテバテ。薊畑周辺は一面のお花畑で満開。品種不明多数、
とにかくトリカブトが本当に多くビックリ。あいにく稜線上部は雲の中。
聖平小屋につき600円のビールを飲んでいたら、どこか見覚えのある
人が下りてきた。なんと風来さんでした。初めてのFYAMAER偶然遭遇。
「REPを書いてね」と釘を刺された・・・・リムジンバスを使用せず、あの長い
林道を歩いてさわら島に入ったとか、体力感嘆。

8/12・聖岳→下山
小屋は3.6Mに8人程度の混み具合。小屋の寝袋になんか虫でもいたのか?
手足に虫刺されの跡多数、とてもかゆい。
期待した天気はあいにくで濃霧。小聖岳からはかなりの風。
聖岳山頂でガスが切れることを期待したが逆に雨模様になってきた。
心残して下山。
薊畑からチト下った当たりで休んでいたら、登ってきた若い男性にFYAMA
の方ですか?息子のザックのFYAMAワッペンが目に留まったらしい。
おお奇遇、初対面の大岳さんでした。一度あることは二度有り。
腰の痛みをかばって下ってきたせいか、膝が痛くなってきて難儀な下り。
帰途、310円の小川の湯で汗を流した。真夜中の首都高速は予定外に
混んでいて緊張。特にタクシーがとばすこと。ここは本当に苦手。
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             *かむろ