房総・高宕山と八良塚
北風が強いと予想されたので、大きい富士を見に、高宕山へ行きました。
ついでに、八良塚にも足を延ばしました。
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【日 程】97年1月26日(日)
【天 候】快晴(北風強い)
【コース】鹿島615(車)→石射太郎登山口820/850→石射太郎905→高宕観音955
→高宕山1010/1050→八良塚分岐1130/1135→八良塚1145→金つるし
1205/1210→探鳥路分岐1235→監視小屋分岐ピーク1255/1320→監視小屋
1342→石射太郎登山口1400(車)→鹿島1610
【メンバ】単独
【山 域】房総山地
【参考書】山渓・千葉県の山、泥助さんREP#5434(FYAMAREP-MES4)
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登山口まで
高速からは真っ白な富士が見えました。 また房総の田畑にも霜がおり、白く
なってました。 先週に比べ、冬らしい佇まいです。
植草付近で道が分からなくなり、居合わせた地元消防団に訊きました。
登山口のトンネル前に5台程度の駐車スペースがあります。そこまでの林道は
舗装されてました。 着いたとき、ルーフに霜が降りた車(軽)が1台ありま
した。 また、トンネル前にはこの先通行止めの表示がありました。
高宕山
登山口から高宕山までは、ほぼ昨年2月の泥助さんの報告どうりでした。
千葉の山らしい雰囲気のある尾根道でなかなか。 昨年の台風で一部崩壊して
いる箇所があり、迂回路がつけられてました。 この道で久しぶりに野生の
リスに出会いました。
高宕観音付近から常緑樹の緑一杯の道になりました(極端に言うと夏山雰囲気)。
高宕山頂は岩峰で誰も居ません。 展望は最高です。 富士山と東京湾、房総
の山並み。
油断した隙に、FYAMAワッペン付の大事な帽子が強風で吹き飛ばされてしまった。
回収不可でしたトホホ。 程なくして、大滝から登ったというおじさん(君津へ
単身赴任中とか)が来たので、房総の山を教えてもらいましたラッキー。 鋸山、
富山、愛宕山、かのう山等が分かりました。
そして、八良塚から登山口までの周回コースの状況を確認したら、行けるだろう
との話。 じゃそちらにすっか・・・・。
次に後で会う事になった夫婦組、東京から来た3人組が来ました。 皆さんが
去ってから、八良塚に向かいました。
八良塚
奥畑と八良塚の分岐にはベンチ。 八良塚への道にはロープが張ってあり、
通行禁止を意味しているようでした。 かまわず八良塚に向かいました。
急登中、単独の人が下りてきました。 八良塚は桧の林の中で展望がありません。
ここからは一気の急な下りです。 そして、台風で崩壊し、岩がむきだしになった
崖のトラバースが2カ所。スリル、緊張、家族連れでなくよかった。
金つるしにはベンチがあり、かなり遠くに石射太郎の岩壁が見えました。
戻りは大変だ・・
またも崩壊トラバースが2カ所、そして急坂を下りたら、林道のトンネル上の
尾根でした。 怒田沢林道への道と探鳥路の分岐があらわれ、探鳥路に。
下りてきた八良塚の道入り口にも立入禁止と意図するロープがあります。
下りてきた状況から、危険防止と納得しました。
高宕林道に下りる道はとうせんぼしてありました。
監視小屋への道上の小ピークでようやくランチにしました。
静かに一人でのんびりしていると、山っていいなの気分です。
ここで高宕山であった夫婦組に出会いました。 たぶん石射太郎を回って
来たのかな? いったん沢沿いを歩くようになり、程なくして監視小屋、
ダートな高宕林道にでました。 トンネルを3っつ抜けます。 泥助さんの
報告からヘッドランプを準備してきたが使いませんでした。
着いた登山口には約10台程の車があった。
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野生の猿に会えるかと期待してましたが・・・・。
このコースも結構山深い雰囲気で、歩きがいがあり、なかなかでした。
特に、八良塚からの下りはワイルドで面白かったです。
房総の山6回目の*かむろ*でした