房総・烏場山 はマテバシイの林が凄かった!

房総は今花盛り、花畑を見に行こうと、今週も妻を誘い出すことに成功した。
しかし、娘のカナに登り2時間と教えたら、いかないと急変し、またも夫婦
ハイクとなった。 とにかく、照葉樹マテバシイの林は圧巻で素晴らしかった。
この林は必見です>皆様。 
歩いた花嫁街道と花園コースは緑が一杯で変化もあり、超面白い道でした。
また、なだらかな道だったので、妻にも好評でした。
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【日 程】97年1月19日(日)
【天 候】曇り時々晴
【コース】鹿島600(車)→お花畑町営駐車場850→花嫁街道入口910→
     第1展望台940→第2展望台955→経文石1010→駒返し1040→
     烏場山頂1105/1215(昼飯)見晴らし台1255/1305→金比羅山1320→
     黒滝1330→花嫁街道分岐1345→お花畑町営駐車場1405/1430
     (車)→鹿島1800
【メンバ】妻と二人
【山 域】房総山地
【参考書】山渓・千葉県の山
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昨年も一月は房総にお邪魔したが、今年も麓の花の鑑賞をかねて、
名前が乙女チック・花嫁街道と花園コースのある房総・烏場山に
出かけました。

和田町の128号線沿いお花畑町営駐車場(無料)に車を置きました。
菜の花が満開、ハウスの中にはいろんな花が、また道ばたにはポピー、
スイセンなどが咲いてます。 線路を渡り、舗装路を行くと、ソテツが
田圃のあぜ並びに山の斜面に多数植えてあります。たぶん土止用でしょうか、
珍しい光景です。
駐車場にタクシーで来た熟年3人パーテイの後を歩きました。 
花嫁街道の入り口で花園コースを登る彼熟女パーテイと別れ、
我々は花嫁街道に入りました。 入り口の標識には枯れ木の杖が
置いてあったので、2本借りました。 この入り口には駐車3台
程度可能なスペースがあります。

第一展望台は杉林が茂っていて見晴らしはいまいちですが、
第二展望台は見晴らしがよく、海が大きく見えます。 
ここから出会ったマテバシイの密林は本当に見事です。
シイだから道はどんぐりだらけで、妻は童心に帰りどんぐり取りを
してしまいました。

次に経文石も、木に包み込まれた石で珍しいものでした。 
この街道はなだらかでかつ富山のようには整備されておらず、
山道の風情が残ってます。

烏場山頂の手前で、逆コースの彼熟女パーテイと出会いました。
烏場山頂には誰もおらず、二人だけの静かな登頂でした。 
見晴らしは良く、御殿山伊予が岳、嶺岡、元清澄、清澄、太平洋が
見えました。 
ランチしていると、続々と夫婦パーテイが上がってきました
(トータル5組ぐらい)。 単独男性も来ましたがすぐ行ってしまいました。
山頂は夫婦組で占領といった感じでしょうか。
おれもいつもは単独組なのに、今日はみんなと一緒の夫婦組なのだった。

混んできたので腰を上げ花園山ハイクコースに入った。 
見晴らし台には見応えのあるカラスザンショウの大木があり、
奥さんがスケッチしている老夫婦がいた。
最後の見所、黒滝は静かな雰囲気で、これまでの尾根歩きから沢底と
一気に雰囲気が変わった。 沢沿いの道は照葉樹の生い茂る谷の中で、
キレイだった。
程なく行ったら突然キャンプ場が現れ素敵な谷の道が終わってしまった。
モットツヅケバイイノニ

使わせてもらった杖は花嫁街道入り口に返し、往路の車道を戻りました。
先週の御岩山では雪と霜があったのに、さすがに房総は霜の痕跡もなく、
緑多く暖かでした(11月の千葉オフ元清澄山頂は寒かったが)。
アザミが所々に咲いてました。

烏場山は見所も多く、コースも変化に富んでおり、
山の風情もありのいい山なのでした。

       房総の山5回目の*かむろ*でした