阿武隈ハイクその4・鎌倉岳(常葉)

もう大晦日、帰る日です。ハイク最終日は独立岩峰の常葉鎌倉岳としました。
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【日 程】96年12月31日(火)
【天 候】晴(風もさほどなく小春日和)
【コース】登山口1015→石切場跡1045→山頂1115/1200→常葉少年自然の家1240
     →車道(山麓歩き)→登山口1330
【メンバ】単独
【参考書】山渓・福島県の山
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天目鷹神社の石碑から入り、鎌倉岳登山口の標識のある林道に駐車する。
車2、3台のスペース有り。 車内にカナを置いて出発。
標識が右の林道入り口に立っていたので、迷わず右の道を登っていった。
(後でガイドを読んだら、左の道が正解だった)
道は農家の庭先でなくなった。 犬がうるさいほど吠える。小型犬と
シベリアンハスキー的大型犬の2匹。 住人に道を聴く。道が違うとのこと、
良く聴くと裏の尾根を越えれば、正規の道に出会うだろうとか。
面倒なので、薮こぎし尾根を越えることにした。 適当に杉林の急斜面を登り、
適当に回り込むと、杉に赤ペンキの目印のある道にでたヤレヤレ。

結構な傾斜の道を行くと、広い道にぶつかった。 道標に従い、右へ行くと
なるほど、石切場跡らしい所にでた。 ここから頂上の岩峰がくっきり。
まだかなり高度を上げねば・・・・意欲がでてくる。 水場もある。
ここからは気持ちのいいほどの急登で、ぐいぐい標高を上げる感じ。大汗が
気持ちよくでる。 やっぱりこんな感じが好きだ。 
ブナの大木があらわれるイイ・・・・。 

登り切ると鰍コースへの分岐だった。ここでロングスパッツ等冬山服装を
身にまとったおじさんとあった。 鰍コースへ下りるらしい。
北側で少し雪が残っている道をいくとすぐ山頂でした。
岩峰の山頂には三角点、方位盤、社があります。 本当の独立峰の360度
の展望! 本当に気持ちのいい山頂です。 今回の一連のハイクでここが一番。
今日は風もなくポッカポッカ。 方位盤でこの辺の山々の名前を確認する。
北にどっしりした天王山(日山)、五十人山、手倉山。
南に大滝根山、仙石平。 西に移ガ岳、うっすらとかすかに安達太良山。
だいぶこの辺の山が分かってきたウレチイ。

下りでは心配していた膝の痛みは出なかった。 石切場跡のより先からは
往路の道に入らず、広い道を行ってみることにした。 車を止めた場所に
戻る道ではないと途中から気がついたが、戻るのも面倒とどこへ行くのか
確かめるべく行ってみた。 出た所は中野区常葉少年自然の家でした。
ここから車道歩きの山麓トレッキングの始まりです。
大晦日にしては珍しい小春日和のなか鎌倉岳を眺めながらのんびり歩き、昼寝
中のカナが待つ登山口に戻りました。 今日は歩いたノダノダ。
それにしても膝が痛まなくて良かったベシベシ。