阿武隈ハイクその1・霊山
年末ですが、今年も特別に掃除などはしないと勝手に決め、山に行くことに
しました。 行き先はまだ未知の領域であった北部・阿武隈の山です。
さて、どこへ登るかチト悩み、FYAMAREPの過去ログを検索したら、ICHIGEさんの
霊山、GVPさんとICHIGEさんの日山などが見当たりましたので、プリントして
、とりあえず今回のベースとした相馬のかみさんの実家にカナと出かけました。
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【日 程】96年12月29日(日)
【天 候】雪がちらついた後、晴(北風が少し強かった)
【コース】駐車場910→護摩壇1005→三角点1050→元無線中継局1110→
駐車場1130
【メンバ】単独
【参考書】山渓・福島県の山 ICHIGEさんの#6589霊山
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12月28日20時頃、今回の山旅のベース、相馬の妻実家についた。
雪がちらついていた。 明日の目的地は近場の霊山に決め寝た。
霊山駐車場には8時45分着。 いつも最低でも2時間のドライブが
必要なのに、今日はたったの45分ですんだ。 山の近くに家があるって
楽ちんなのだなと思う。 トイレのある広い駐車場には車無し。
一番乗り、アタリマエか年末だもんね、さすが東北、物好きはあまりいない。
ここからの岩壁の景は奥久慈男体山と鷹取岩に似てなくもない。
登山口にはガイドパンフが置いてあり、利用させてもらう。広く整備された
道を登ると、最初の岩峰・宝寿岩。 梯子がチト恐い。
護摩壇入り口から岩壁方向に向かう。 黒部峡谷のような岩壁を削った道が現れ、
すぐ護摩壇となる。 展望は利くがなじみのない山域なので、さっぱりわからん。
知っている吾妻、安達太良等の雪山の遠望は無い。
国司館跡には立派な案内板があり、ここに南北朝時代の重要な建造物があった
ことがわかる。 三角点の置かれている山頂からはダム湖がみえた。
楽な道なので疲れず腹も減らない、従って休もうとする気も起きない。
時間もあるので、元無線中継所から下りることに。 この中継所は現在避難小屋に
転用されていて、鉄筋コンクリートの部屋は殺風景で牢獄のような雰囲気でした。
登山口に下りたら、春日部ナンバーの車が置いてあり、物好きがいるいる。
また、駐車場から登ってくる老夫婦に出会う。 戻った駐車場には3台の
車がありました。 年末の山歩きの物好きが俺だけでないと思いほっとしました。
アルバイトがあまりないので家族向きかと思います。 少しスリルはありますが
問題ないように整備されてました。