鹿島が見えた!展望の筑波山

ずっと念願だった、筑波山から鹿島をようやく見ることができました。
太平洋から関東一円、富士山はもとよりズラズラでした。
さすがに独立峰・筑波からの展望は最高です。
なんてたって手軽に冬の展望を味わえるいい山ですね。
******************************************************************
【日 程】96年12月8日(日)
【天 候】快晴
【コース】つつじヶ丘駐車場615→高天原650→女体山頂715/915→弁慶茶屋
     950/1005→つつじヶ丘駐車場1030(車)→鹿島1300
【メンバ】単独
*********************************************************************
前夜車中泊
 夕暮れの展望も見る予定でしたが、朝の出発が遅れたことで、つつじが丘
 についたときはまだ17時なのにもう真っ暗でした。 ここつつじヶ丘は
 人が多く混雑しているイメージが強く、ずっと敬遠してましたので、約20
 年ぶりくらいです。 その時はロープウェイで上がったような記憶が残って
 ます。 コンビニ夕飯をすまし、やや車も少なくなった8時半に、明日の
 展望を期待して、就寝。 10時半頃、パトカーのマイク「ここは閉鎖する
 ので車は出ていって下さい」の大音響が響き、起こされてしまった。
 おまわりさんに「明日山に登るので・・・・・」といい、我が車だけの
 駐車場となる。 これで、若者の車が来なくなり静かになるが、時たま
 駐車場入り口まで来て、自販機トイレで用をすます若者達が来る。
 ここはハイカーの車中泊は場違い的雰囲気なのだ。
 起きたついでにつつじが丘高原まで登り、関東平野の夜景と満天の星を楽しむ。
 相変わらず分かる星座は北斗七星とオリオンのみ。 明日の展望に期待膨らみ
 また寝る。
 
大展望の女体山頂
 いよいよ、ずっと心に暖めていた筑波から鹿島を見ることにチャレンジです。
 住んでいる鹿島から見える唯一の山が筑波なもんで、山頂から住んでいる
 所を見たいと思い続けてました。 幸運にも快晴。 日の出前のうす明かりの中
 登り始めました。 弁慶茶屋までは初めてのコース。 6時41分、日の出。
 7時15分女体山頂。 ああ凄い眺望、男体山がなければ360度大展望オシイ。
 まず鹿島を探す、煙を吐いている煙突が10本くらいうっすらとうかんでいる。
 あれだ! ついに見た。 
 小見川大橋も、霞ヶ浦大橋も、太平洋、霞ヶ浦、北浦、涸沼・・・
 牛久大仏、新宿副都心ビル群、丹沢、奥多摩、富士、秩父、八ヶ岳か南アの雪山?
 日光連山、高原、那須・・・・、奥久慈、日立の山、近くで加波、愛宕、難台、吾国
 昨日登った高峰を含む県境尾根・・・・・筑波でこんなに見えたのは初めてだ。
 先客は4人ほど。 山頂東側で風を避けて、休んでいた2人と話す。
 下館からのおじさんは週2回は早朝の筑波を楽しむとか。 もう一人は市川の人で
 月2回くらいの頻度で筑波に来るとのこと。 今日みたいな日は珍しい・・・トカ。
 二人とも早朝筑波の常連でいつも顔を合わせるといっていた。
 本当に山好きの上手は居るものだ。 自分は月一回の筑波にするか?。
 市川の人の話では、つつじが丘から神社へのコースが森の路でいいらしい。
 今度の宿題にしよう。
 前回の筑波・立身石であった犬も日向ぼっこしていた。その隣で味噌汁をつくり、
 おにぎりを頂く、飽きない展望がおかずだ。じっとみている犬にはカロリーメイト
 で勘弁してもらう。 9時になったら徐々に霞みがでてきて、鹿島の煙突は見えなく
 なってきた。 もう潮時だ。 
 途中、弁慶茶屋で甘酒など(400円)頂き、幸せな気分で車に戻りました