インターネットから堅破山へ
三連休の最終日、快晴だ。 家にじっとしているのはもったいない。
早朝5時なので、接続がいいだろうと、インターネットで松本さんの
ホームページ関東定例会の記事をまず拝見。 そこから、泥助さんの
ページへ。 冒頭の写真・鳳凰山と富士山がなかなかではないか・・・
山行記録に阿武隈・堅破山がのっていた。 そこを覗いたら、太刀割石
の写真と紀行文が紹介されていた。 日帰りにはもってこいと、
そんなこんなで、行ってみました。
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【日 程】96年9月16日(月)
【天 候】晴
【コース】鹿島810(車)→登山口1045/1055→堅破山頂1135/1335→
     太刀割石→登山口1415/1430(車)→鹿島1720     
【メンバ】単独
【山 域】多賀山地
【参考書】山渓茨城県の山 
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途中で対向車に出会ったらどうしようもなくなるような狭い黒坂林道を
程なく行き、分岐を右へ入るとトイレのある登山口駐車場に着いた。
地元の人達が雑草の刈り払い作業をしている。ご苦労様です。
立派な杉林の中に、刈り払いされた直後の気持ちいい道がある。
今日は暑いが木影の中で、涼しい。

まず、泉から水が滴る不動石。 次が烏帽子石、手形石、畳石と
巨石があらわれる。 その後平坦な道となる。 ここまで要所に
手製のベンチなどが配されていた。 炭焼き釜を過ぎると、水場のある
弁天沼。 分岐を左に入り、仁王門をくぐり、石段を上ると舟石、甲石
神楽殿のある広場。 また石段を登り、黒前神社の社につく。
名をくろさきと呼ぶそうで、アントラーズの黒崎を思い出す(テンヲイレテクレ)。
そこからチョイ行くと、鉄製の展望台のある山頂だった。
まあ、石見物がてらの楽な登りです。 それぞれの石には源義家にまつわる
由来があるらしい。 山頂から少し下ると、胎内石があり、一輪の紫の花が
咲いていた。

展望台からは340度の展望が得られ、風が涼しい。
羽黒〜神峰〜高鈴〜真弓の日立の山が間近に。 八溝も、たぶん
あれが鍋足か。 杉林が邪魔で男体山は見えてないみたいだ。
土岳が見えているはずだが、特定できない。 また、遠く霞んで
昨日登った筑波、加波も。 展望がいい山で、来た甲斐があった。
山頂のベンチでカップヌードル、ビールを頂き、たまに展望台に
登っては2時間のんびり過ごす。 

帰路は太刀割石による。 この付近には、こんな標高では考えられない
くらいの大きなブナが結構生えている。 以外だ! 東北の山に負けない
くらい太くて立派。 ほれぼれしてしまう。 来た甲斐があったぞ。
立ち枯れのブナには上の方にキノコがでているブナハリダケ?
太刀割石はスパット割れてる様が見事。 この先には滝があるとの
案内板があったが往復1時間以上かかりそうなのでやめて、来た道を
引き返した。
駐車場では山頂であった熟年夫婦とまた出会った。 滝方向に行くと
下る道があり、ここに出てくるそうだ。シッテイレバソウシタカッタ

巨石、展望、ブナと変化有り有りで面白い山でした。
紹介下さった泥助さんに感謝!