娘と二人・のんびり森吉山
約一週間の休暇が取れたので、家族でどこかに行こうと、誘ったが冷たく断られ
てしまった。これ幸い単独で夏山を楽しむぞ!と石転び沢からの飯豊連峰に決め
た。 しかし、出発前日、突如カナが遊園地に立ち寄ってくれるなら山に一緒に
行ってもいいよとの有り難い?お言葉。 そこで、急遽予定変更し、14年前
雨で敗退した森吉山へ出かけました。
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【日 程】96年8月17〜18日(土・日)
【天 候】晴
【コース】8月17日
     鹿島400(車)〜田沢湖〜森吉町こめつが山荘1600泊
     8月18日
     こめつが山荘540→一の腰720/735→森吉神社800/810
     森吉山頂900/1040→石森山1120/1135→雲嶺峠1155→勘助道
     →ゲレンデ道→こめつが山荘1300
【メンバ】かむろ、カナ(小5)
【参考書】東北百名山
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8月17日 こめつが山荘へ
 約12時間のロングドライブ疲れた。 さすがにこの山は遠い、田沢湖から
 約2時間半もかかった。14年前から比べ、森吉山麓は大きく変貌していた。
 スキー場ができ、道が良くなった。 鬱蒼としたブナ森の中にあった山荘も
 新築され、開けたゲレンデに隣接し見晴らしがよくなった。新築された山荘は、
 素泊まり1350円、寝具有り、ガスコンロのある調理室、TV有りの談話室
 なかなかの設備だが、食事の提供はない。 また、隣にキャンプ場が併設され
 ている。 ここから森吉山は見えないが西側の展望は良い。
 同宿者は明日4時発でピストン予定の山口からの単独の若い人のみ。 
 夜、満天の星がたなびき、明日の快晴を約束してくれた。
 
8月18日 森吉山往復
 快晴の朝、カロリーメイトの朝食をとり、出発。 一の腰山頂まではブナ林の
 道。 途中ゲレンデを横切ったりする。 一の腰山頂からはたおやかな森吉山が
 くっきり見えた。 ここからは峠までいったん下り、その後展望の良い稜線漫歩
 となる。 湿原があり紫の花が咲いていた。
 森吉山神社は新築された立派な社だ。 隣にこれも新築の快適そうな避難小屋が
 ある。 4人パーテイが泊まっていた。
 のんびりした傾斜の道を行くと水場がある避難小屋にでて、程なく登り、山頂に
 9時についた。 期待の独立峰の展望は、岩手山頂は雲の中、秋田駒、八幡平は
 くっきり、白神と岩木は見えず、あとはなじみがないので良く分からず。
 これで、念願の森吉山を・・・・果たしたのだ。 満足、満足・・・・
 ビールでまずカナと乾杯し、おいしいラーメンを食べ、展望を楽しみ、約2時間
 のんびり過ごした。
 下山は勘助道、ゲレンデ道をたどり下りた。 こちらの方が楽みたい。
 山頂で一緒した宮城の夫婦パーテイから後生掛温泉から玉川温泉までの焼山ハイク
 が変化があっていいと勧められたので、次の予定の鳥海山を焼山に変更し、
 23年ぶりの後生掛温泉へ向かうこととした。
 
感想 
 のびやかな山容でさほどきつくなく、天気も良くのんびり楽しめました。
 スキー場開発でブナ林がかなり伐採されてしまったのは残念でした。