会津小野岳と二岐山

GVPさんを師匠とする山菜ハイクを4月の花園山(タラノメ)に続き行いました。
今回は会津小野岳、ネガマリタケです。 次の日はかむろ達だけで二岐山へ
、久々に二岐温泉に入り、さっぱりし帰りました。
会津の山、ネガマリダケ、梅雨の季節のハイク、エゾハルゼミの合唱、と全てが
初めてづくしの新鮮な経験を味わえた旅となりました。
特に、ブナ林の見事さは素晴らしかった。 最近、東北の山とはご無沙汰だった
ので、改めて東北の自然の豊かさを再認識させられました。
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【日 程】96年6月22日(土)と23(日)
【天 候】6/22曇り一時雨、6/23 曇り晴
【コース】6/22
     鹿島420(車)→里美村道の駅610/630(車)→大内登山口940→
     山頂1200/1230→大内登山口1400/1430(車)→御鍋神社駐車場1530
     6/23
     御鍋神社駐車場650→二岐山男岳830/930→御鍋神社駐車場1030
     →二岐温泉あすなろ荘1100/1230(車)→鹿島1730
【メンバ】GVPさん、ICHIGEさん、ICHIGEさんの友人、かむろ、K氏、S氏
     以上6名(二岐山はかむろ、K,Sの三人のみ)
【山 域】不明
【参考書】東北百名山 
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里美村道の駅
 6時半集合だったが、20分程早めについて、一番かと思ったら、見覚えのある
 車が2台先着してた。 約2ヶ月ぶりにGVPさん、ICHIGEさんだ。
 先日の花園ハイクでの記念写真を配布し、一路会津へ向かった。

小野岳大内登山口駐車場
 地元の人が盛んにフキを採っている。 山の中ではエゾハルセミが大合唱だ。
 ツクツクボウシに似ている鳴き声だが、ミンミンセミのように音量が高い。
 こんな季節にセミとは・・・・初めてだ!

小野岳登り
 なだらかな杉林の道を登っていくと、沢の源流・泉の水場に出会う。
 冷たい水だ。 急坂を登ると尾根道となる。 山頂方向の逆に行くと
 送電線の鉄塔があり、開けた草地だった。 ここでは小さいワラビに
 出会った。
 山頂への尾根道はブナ林と笹の中を行く。 今回の目的であるネガマリタケ
 は笹の薮に生えていた。 どんなのを採ったらいいのか等をGVPさんに教えて
 もらい、道の脇に生えている奴を探しながら、登っていった。
 かむろは5から6本採ったら、もう十分だった。 探すのに疲れて、
 根性がなかった。 そこでGVPさんが採取するタケを袋に入れ、持ち運ぶ
 係に転身してしまった。 途中、下ってきたタケ採りの夫婦に出会った。
 ザック2個分のタケを採ったそうで、ザックはパンパンでした。

小野岳山頂
小雨が降ってきたが、汗で濡れているのでそのまま登る。 いったん
 小ピークを越し、わずかに下り、また急な傾斜道を登るとそこは山頂
 でした。 雨は止んで、しかしガスで展望はありません。梅雨だもんね!
 今回もJリーグシートを忘れたので、スーパー袋で代用。
 ICHIGEさんより約100ml程のビールを頂き飲む、やっぱり山頂のビールは
 最高だな! 車にあったビールを持ってくればと後悔。 

小野岳下り
 来た道を下山。 下りは膝に来るので、予防のため一気に下りる。
 ブナがきれいだ。 木にとまっていたハルゼミを捕まえ、観察。
 透明な羽をもったセミなのだった。

お別れ
 GVP、ICHIGEさん達より、早めについたので、シートを出しトカゲする。
 気持ちいい昼寝だ。 程なくして、GVP、ICHIGEさんが下りてきたので、
 今後の相談と相成った。
 今晩ここで一緒に野営し、かむろのおいしい山形の芋煮とかみさん手作りの
 赤飯をご馳走する予定であったが、時間も早く、また明日の時間節約のため
 それぞれ次ぎの山の登山口に移動することとなった。
 今度は秋のキノコの時期に、必ず芋煮をご馳走しますよ!

二岐山登山口(お鍋神社駐車場)野営
 子供が成長しファミリーキャンプをしなくなり、最近使ってなかった
 テントを久々に張る。 張り終わった途端に大雨。 テントの中で
 ワイン、ウイスキーと採ったタケを茹でて食べる。 酔いが進むに連れ
 雨の中で芋煮を作るのが面倒になってきた・・・・
 その時、外から祝詞と雅楽が聞こえてきた、先程着いた20名程の
 パーテイが何かやっているので、興味津々野次馬となった。なんと紅白の
 垂れ幕まであるではないか! これは会で新規購入したテントのテント開き
 の神事とのこと、会の名は仙台山楽会とか、祭壇には美味しそうな
 日本酒が・・・・早速臨時参加で御神酒を頂いた。 今日は我々だけかと思って
 いたのに大賑わいの野営となってしまった。
 雨も上がり、仙台の方々も豚汁らしきものを作りはじめたので、こちらも
 仙台にまけじとライバル心が沸き上がり山形芋煮の調理開始だ。当然鍋には
 ネガマリタケの姿が。 出来た芋煮はお酒のお礼にお裾分けした。
 星がみえてきたので、S氏による星の観察会の後就寝。

二岐山男岳
 我々が朝一番だったらしく露払いで下はずぶ濡れ、ここでもハルゼミが大合唱、
 本当にここのブナ林も立派だ。 今日は天気もまあまあなので、緑がいい。
 ここでも至るところにネガマリタケが生えている。小野岳より豊富みたい。
 昨日で満足なので採る気がしないが、S氏は採取意欲満々らしい。
 山頂は良い展望台遮るものがない、ただもやって展望きかず。今日はビール
 を持ってきたのだ・・・乾杯。
 一時間のんびり後、来た道を引き返す。 途中昨晩の山楽会パーテイと
 またべつの団体30名程度とすれ違う・・・・・昨日今日とよく団体さんに出会うな
 そんなに人気がある山ナノ? この辺
 
二岐温泉(大丸温泉あすなろ荘)
 消費税込み721円、リーズナブルな価格だ。 約15年ぶり、この宿も立派に
 なった。 昔の面影は露天風呂にあるだけ、なんだかんだいっても極楽だ!
 ビールと行きたい所だが、鹿島までのロングドライブが待っている、我慢だ。

最後に
 こんな楽しい山旅の機会頂いたGVP、ICHIGEさんに感謝します。
 秋もよろしく!

PS
 6/26(水)真夜中突如、死ぬほどの激痛で救急入院しまして、原因は尿管結石。
 まだ、石はあるのですが発作は収まったので、病院ベッドで書いてます。
 そんなこんなで報告遅れました。 6/28(金)今日退院です。
 20年ぶりの入院・・・新鮮でした。 これから水をがぶ飲み、上下運動で石を
 落とす日々がつづくでしょう!!