オーパスの翌日、頭痛のレベルが少し増してきた。風邪がぶり返したかなと思って、1月27日火曜日の夕方に近くのm内科へ行き頭痛薬をもらったが、万が一脳内出血によるものだったらヤバイだべ。 一月中旬に同じ内科でのCT検査では異常なしといわれたけどね。本当だろうか・・チト不安。
翌28日、専門病院である秋田県立脳血管センターで診察を受けることにした。やはり餅は餅屋で診てもらった方が安心なのだ。結果は、なんと、なんと、慢性硬膜下血腫。CT画像から明らかに慢性硬膜下血腫が起きているとの診断。正月からの頭痛の原因は硬膜内出血だったのだ。原因がわかって納得至極。結果論だが、最初のCTも脳研にすべきだったのだ。
M医師から早めの手術を進められ、まな板の鯉的もうどうにもなれの勢いで手術に同意した。局所麻酔で約1時間半(16時〜17時45分)の手術だった。硬膜を開けたとき血が噴き出してきたそうだ。初めての手術が脳とはね・・・
集中治療室で一晩。頭につけたドレイン管で血腫を抜いた。左右両側から合わせて360ml。CTで脳内を確認後、管抜き。これで自由に歩き回れる。術前見られなかった脳のヒダヒダが出てきて、普通の脳になっているとのこと(血腫が無くなったせいで圧迫されていた脳が正常な大きさまで回復)。頭痛は皆無だが、術後の傷の痛みのみ。
1月29日午後、3階の集中治療室から一般病棟512号室へ。朝晩の抗生物質の点滴が仕事なり。点滴治療も翌日で終了。
1月31日夜から頭部手術傷部の腫れが眉付近下がってきて、人相に迫力が出てきた。翌日も腫れは下がり、目の下まで。2月4日ようやく腫れは目立たなくなり、通常の人相に近くなった。おでこの傷に残っていたホッチキスを抜き入院処置は完了し、確認のCT検査を受けた。
2月5日午前中、当初の予定どうり退院。M医師によれば、再出血の可能性は10%。70歳以上の高齢者に多いとのこと。運動等を制限する必要なく、山でもスキーでも可とのこと。
入院中お世話になった主治医さま、看護婦さま、カミサン、末娘に感謝します。心からありがとうさま!
入院中やっていた、毎食後の歯磨き、禁煙、朝のTV体操は今後も続けて行きたいなぁ
|