ついに決断したのである。デジカメの機種選定。電源が乾電池可能、軽くてコンパクト、安く、100万画素程度。ニコンのCOOLPIX2100。2.3万円。すぐ見れることになれてしまったオイラにはデジカメは山の必需品になってしまった。白神岳は新デジカメのデビュー山行となった。
さて、2年ぶりの企画、職場親睦会の白神岳ハイキングツアーに参加したのだ。前回の同企画では、本隊とは別行動で前夜に登山口泊、雨天のため途中離脱し二つ森に向かったっけ。今回は最初から本隊メンバーなのであった。
天気予報どうり、冬型気圧配置で、雨雲が来たり去ったりのめまぐるしい天気。登山口には世界遺産効果でやってくる全国各地の車。静岡からの29名団体の後に出発。だらだらと長い道なのだ。案内人が先導する静岡組を抜く。ブナ林では丹念に道沿いの倒木を見ていく。当然ながら最後尾となる。結構、結構、コケコッコー。ヌメリスギダケの子供、ブナハリ、ヒラタケ、クリダケ、狙いのサワモダシ、味噌焼きが旨いホコリダケ、早いムキダケ。虫がいないので快適。
山頂はガス。少し経ったら晴れ間。稜線の紅葉真っ盛り。日本海、男鹿半島・・今日は上天気なのだ。展望に一同満足。
下りもキノコ観察。雨が激しくなってきた時、あたりにブナハリの強い芳香。近くの立ち枯れにビッシリ発見。でもいらない。m氏とt氏に促す。その先でも怪しい立ち枯れ。ブナハリの下部にサワモダシがビッシリ。m氏と二人で頂いた。雨はますます強くなり下半身はビショ濡れ濡れ。
17時40分ころに娘隊2名到着。後続のメンバー5名がなかなか到着しない。もう真っ暗だ。18時に車止めのロープを外し登山口まで車で上がり、登山道照明作戦開始。すぐ人影が見えだした。娘隊のk女史が両足膝痛となったので時間超過らしい。まぁ怪我無く良かった。
不老不死温泉で汗を大急ぎで流し、深浦の阿部旅館に向い、豪勢な魚介料理を食べ始めたのは20時だった。
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