これで三度目、千蛇谷 鳥越川への滑降
 
 
先週の日曜日から三度目の鳥越谷の滑り。
ここ一週間で雪解けが進み、藪の部分が多くなってきた

4月29日と同じコースで、今季三度目の千蛇谷であった。鉾立へのブルーラインに交通規制が敷かれたことで出発時間は大幅に遅れた。ゲートの通行可能時間が9時〜18時30分。これまでこんなことは無かったのに、何でだろう?

9時きっかりに開門。鉾立ては久々の賑わい、車が多い。山形側の開門が早かったらしい。今日のメンバーは山スキー2名、テレマーク4名、ややなんとクロカン1名の総勢7人。交通規制のため車の取り回しが時間的に余裕がないので、サポート隊2名は千蛇谷から鉾立てに戻り、5名の滑降隊を取水口まで迎えに来る算段である。滑降隊の内、3名は千蛇鳥越が初体験。その中にはなんとクロカンスキーで挑戦する猛者もいる。ガイド役はオイラである。

千蛇谷でのランチの後、鳥越の大斜面の滑降を開始。下に十数名の一団が滑っていた。二代目テレスキーセットでの滑降は今日で春山デビュー3回目となる。だいぶこのスキーセットでの春雪滑りにも慣れてきた。体を突っ込んでの小回りを試す。いい感じにターンが決まる。至福の時間。本当に雄大な斜面。

大水場で休憩。今日も鳥海の北面が鮮明。危惧していた沢の渡りも雪がしっかりしていてセーフ。風倒木ポイントは雪がかなり融け、出てきた倒木を越えるため板を外した。これから迷路の中島台の森である。真新しい目印布テープが数多く付けられていた。これらは危険な渡渉ルートに付けられた可能性があるので無視だ。我々がマークすべきは出ツボに至る色あせた黄色引っ越しテープである。芽吹きもあってなかなか見いだすのは困難。多分雪解けが進んだのでテープ位置は見づらい高所になっているに違いない。5人の目があるのに・・・。上手く見つけられれば真新しい蛍光テープを付けてくれと師匠から頼まれたのだが、すぐあきらめた。今日はGPSで行こう。この森のブナの芽吹きは綺麗だったが、雪を拾って下るのが難しくなってきたのでスキーを担いだ。GPSナビは正確で、いつもの出ツボに至る小沢に出た。先週火曜日はスキーでこの沢を何とか降りられたのに、雪解けは早い。沢の水量はかなりのものになっていた。

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2003年5月4日(日) 秋田面々6人と  晴、風弱し
装備:二代目プラ靴とカービングテレ板(ウロコ無し)
鉾立930→御浜1120→千蛇谷入口1230/1310→大水場1400/1430
→出ツボ1630→取水口1705
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