秋田駒ヶ岳・八合目小屋まで

久々の快晴、オープン間近のアッスルスキー場をシール登行。誰もいない静寂なゲレンデ。10センチ程の粉雪。リフト乗り場から杉林の上に秋田駒が鮮明に見えた。林道には真新しい先行者のトレース。ストック痕から単独者だ。やはり物好きはいた。

笹森山から滑走してくる人影。彼が先行者だった。トレースのお礼を送ろうと考えていたがかなり下の方にあがってきたので遭遇できなかった。彼のトレースは八合目の小屋には入らず笹森山に向かっていた。様子を見に少したどったが、かなりの下りで、帰りの登り返しが大変そうに思えたので、笹森はやめて小屋に入りラーメンを食べることにした。下りは滑走を楽しみにしていたのだが、スキーに雪が付着して滑らず、まるで大きなカンジキを履いた労力多い下りとなった。

テレマークターンが格段に上手くなるのではないかと期待して、つい最近買ってしまった、テレマークのプラブーツ・・スカルパT4。幅広足なので、長さでなく幅でサイズを選ぶしかなかった。サイズは10である。足先に余裕はあるが、幅はぴったしで、すこしきついのだ〜。先週はオーパスで試運転。靴下2枚履いたらきつくて・・一時間ほどでその痛みに堪えられずギブアップした。後悔気分・・いや、もったいないではないか。今日は靴下一枚で再チャレンジしようとわざわざ雪の多い秋田駒までやってきた。少し歩いてみたらまだ締め付け感がある。こんな感じだと必ず痛みに堪えられなくなりそう・・。よって、今日は革靴に変更した。革はなんと快適なのだろう。でも投資したプラブーツをあきらめてはいけない。次回は薄い靴下一枚で試そう。

帰路立ち寄った駒草荘の露天風呂は、田沢湖と秋田駒の両方が鮮明に見え、展望一番風呂だった。

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2002年11月23日(土) ひとり
  快晴
アッスルスキー場駐車場945→リフト終点1055→八合目小屋1230/1340→駐車場1500
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