１１月最初の連休は典型的な冬型の気圧配置となった。昨日は秋田市内で初雪となった。残り二日の県内天気予報は初冬特有の時雨模様とか・・。しからば、表日本は晴れだろうと岩手の山に出かけた。秋田の商店街（牛島）では国旗を道なりに掲揚していた。昔の風習を続けているのが偉い、かつ懐かしい光景である。　角館方面にきたら青空が見えてきた。このへんは準表日本気候帯なのか・・？　仙岩峠周辺の紅葉は盛りで見事だった。県境のトンネルを抜けたら表日本の快晴の世界が待っていた。

姫神山頂は北風が強いものの岩手山が鮮明に見える。この山は兜明神岳で感じたものと同じく、乾いた森と石の山的。まるで雪の降った筑波山を登っているような気にさせた。秋田の山は森が湿って植物の繁茂が多く、ワイルドな自然で怖い気配がある。この山のような岩手の乾いた空間はなつかしいようなホッとするような・・・山の幸は少なそうだが・・

冬型で風強く鮮明な３６０度の展望なのだが、北上山地の山々はよくわからない。一つわかった早地峰には雲が被さっていた。当然だが県境の山々には雪雲が根を下ろしている。

今シーズン初めての雪道歩きだった。山頂でラーメンを食べた。明日はどうしょうか？安家森か七時雨か・・雪がついた七時雨が見えていた。