奥森吉の沢歩き・ミニオフ

紅葉の赤水渓谷をたどる。先頭はなんど、カミサン、マダムさん、だるまさん、最後がtanpopoさん。(tanpopoさん撮影)

きれいなナメの歩きで、天国の道と呼ばれていることを実感する。スパイク長靴とストックが必要です。(tanpopoさん撮影)

時折、魚の影が走りました。(tanpopoさん撮影)

桃洞の滝は女滝なので女性陣だけ記念写真を撮りました。

昨年に続き、森吉山周辺での山遊びミニオフ会を行いました。

1.参加者
だるまさん(沖縄)、マダム・和子さん(横浜)、特別ゲストとして東北の山MLのtanpopoさん(酒田)、なんどのカミサン、なんどの以上5名

2.13日の様子(快晴)

(1)上小阿仁村でtanpopoさんと待ち合わせ
道の駅で8時にtanpopoさんと待ち合わせ。
当方予定通り、8時きっかり到着。tanpopoさんは酒田から2時間半で7時頃ついた模様。産直所で枝豆を買う。

(2)森吉山荘待ち合わせ
9時に森吉山荘着。だるまさん達を待つ。待つ間コース説明や雑談で過ごした。酒田の地酒『上喜元』を頂く。9時40分頃ご夫婦到着。

(3)クマゲラセンターから出発
3台連ねて、クマゲラセンター着が10時10分頃。キノコ採りや行楽の車が多数で駐車スペースなく路肩駐車。装備は全員長靴とストック。tanpopoさんだけがスパイク長靴でない普通のもの。10時30分頃クマゲラセンター出発。

(4)天国の道へ
調度色づき始めたノロ川の太いブナ林を歩き、赤水渓谷分岐が11時10分頃。水流歩きはじめは11時20分頃か。両岸の紅葉も素晴らしく、一枚岩盤の沢歩きとなる。皆さん童心に帰って、長靴で水流をジャボジャボたどる楽しさを満喫している雰囲気。

(5)ランチ
12時半頃兎滝へのかなり手前(九階の滝への入口の沢があるところ)で昼食。だるまさんがホットサンドをつくる。うまい。これはパクルにあたいする優れもの。先日の富士山キノコ会にて安谷さんとうらべにさんから伝授された料理とか。こんど自分で作りたいものだ。となると、そのトースターがいるな(衝動買いに走る予感)。

(6)キノコ採り
13時頃からこの小沢をつめてキノコ採りモードへ。すぐ上がったブナの倒木に少しのナメコ発見。女性隊員から歓声。残置ロープのある急斜面をなんとか登り、その立ち枯れにムキタケ少し。なんどとtanpopoさんの二人だけがその上流部のキノコ探索にむかい。うちのカミサンとだるまさんご夫婦は大休憩と相成った。キノコ班はサワモダシ、ブナハリ、ムキタケをみつけ戻る。ムキタケはまだ幼菌主体。サワモダシは調度か老いたものが多かった。戻ったらカミサンが下りていて、マダムさんがロープをつみ下りている最中。緊張しながらも全員無事でホッ。

(7)桃洞の滝へそしてクマゲラセンターへ
14時20分頃、兎滝へ行くのはやめて戻り開始。午後の日差しで両岸の紅葉がより一層モミジ色に。15時30分頃、分岐に戻り、集合写真を撮影。荷物を置いて、空身で桃洞の滝へ。16時頃、桃洞の滝へ到着。女滝なので女性3人のみの記念写真。薄暗くなった静かなブナ林を楽しみ17時頃クマゲラセンターに戻った。

(8)親子ふれあいキャンプ場の夜
野外教育センターでキャンプ受付し、tanpopoさん用のテントを借りる予定だったが、管理人は不在でだめだった。そこで、なんどのテントはtanpopoさんが使い、なんど班は車中泊とした。すでに暗くなったキャンプ場にはポツポツ5,6台程度の車のみ。こんなにいいとこなのに、3連休なのに、無料なのに・・
夕食の主なメニュウは、
山形芋煮風キリタンポ鍋(牛肉、コンニャク、里芋、サワモダシ、ムキタケ、ネギ、キリタンポ、醤油ベース)、ゴーヤチャンプル・・
モダシ醤油煮、トンブリのマヨ和え・・・
酒は、ビール→ホットワイン→泡盛→地酒の上喜元(いずれも少しだけ)
ゴーヤはうまかった!
しんしんと冷えてきて、月夜の星空を見上げた。見事な星空。今年初めて
まじまじと星空をみた。ここは小高い丘で星空観察向きだが、すぐ首が
痛くなった。9時頃お開き・・・

3.14日の様子(晴れ)

(1)朝飯
5時半頃起き出し、tanpopoさんのコヒー。キリタンポ汁残りをベースに
うどん。だるまさん手製の焼き餅。天候まぁまぁ。tanpopoさんは
ヒバクラコースで森吉へ向かう事に、他はこの周辺でヤマブトウ採りをすることに決定。

(2)見送り
7時過ぎヒバクラ登山口までtanpopoさんを案内し、後ろ姿を見送った。
登山口には青森ナンバーの車が一台あった。

(3)ヤマブドウ採り
8時半ころからキャンプ場周辺のヤマブドウがついた林に。赤いブドウの葉が見事である。手頃な高さのところには実はついておらず、手の届かない高さにブドウの房がある。こんな時はつるを引っ張って引きづり落とすしかない。みんなで心を一つにして引っ張るのだ。まるで、綱引きだ。蔓が負けるとズルッと地面に腰を打ち付ける羽目になる。
手元まで来たら、そのまま引いている人、採る人、籠に受け取る人の見事なチームワークで作業は完結するのだ。そんな案配で高い所のヤマブドウは一人では採れない。運良く、低い所に房のつらなりを見つけた。ここでも手元で採るにはチームワークが重要である。ヤマブドウ採りは楽しい共同作業だった。

(4)お別れ
10時頃戻り、お茶。心地よい風。周辺の紅葉。
のんびり広い空間を眺める。天候良好。ヒバクラ岳が見える。
それから撤収作業に入り、11時過ぎ、だるまご夫婦を見送った。
いやはや、童心で遊んだ充実の2日間であった。


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2002年10月13日(日) だるま、マダム和子、tanpopo、カミサンと
 
日本晴れ
クマゲラセンター1030→赤水渓谷→九階の滝展望道分岐1230/1430
→桃洞の滝1600→クマゲラセンター1700〜親子キャンプ場泊〜
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