鳥海山御浜・新スキー試運転

一番上が今回購入したテレマークケーブル式の板(ウロコ付き)
真ん中が今シーズン愛用したスリーピン式ウロコ板
下が年代物の重い山スキー板(締め具は初期のジルブレッタ)


下手なスキーも板をよくすればマシになるかと期待して、ウロコ付きカービングタイプのショートスキーを衝動的に買ってしまったのだ。これが水曜日であった。締め具も滑り重視でケーブル式だ。靴もプラブーツと行きたいとこだが、今回は取りやめた。今回のスキーでも苦労するようだったら次回はプラブーツの目論みなのだ。そんなこんなで今週末はスキーの試運転しか頭になかった。非情にも土曜は雨で・・、日曜日は霧雨だった。天気は回復してくると睨んで鳥海山鉾立てに向かった。御浜コースは過去2回遊んでいるので視界不良でもなんとかなるべさ。

鉾立駐場についたときも霧雨。ちょうどスキーを担いで5人組が登る準備をしていた。彼らは関東ナンバー車3台で来ていた。当方も真新しいスキーにシールをつけザックに装着し、かなり遅れて出発。夏道を50分担いだあとで、いよいよシール登行の開始なり。スリーピン式に比べ、踵の上がりに抵抗を感じる。視界が50M程なので、いつもの最短コースはとれず、なるべくルート旗沿いに雪を拾っていったら、大平コースの夏道に出てしまった。先行の5人組はここでスキーをデポしていた。スキーを担ぎ御浜小屋へ。小屋には五人組と2人組がいて山頂アタックの準備をしていた。

霧雨の中滑りを試した、稲倉への広大な斜面もさっぱり見えずチト怖くスピードは出せない。いやはやよく曲がるスキーだ。テレマークターンは無理だが、アルペンターンが楽にできる。一本降りてやめにした。

後は小屋に入って、ラーメンと酒を飲みながら天候の回復をまった。12時にもう回復は無いと判断し、視界不良のまま御浜から左側斜面を辿った。5月3日からかなり雪が融けており大平と長坂道の分岐には雪が無かった。地形が全く分からないので分岐からはなるべく進路を左方向にとり滑っていった。結局コース取りは正解でいつもの赤ネットにでて、ホッとした。今日は天候のせいか二パーティしか会わず、鳥海にしては人気がないものだった。帰って新聞をみたら祓川から昨日入山したスノーボーダーの捜索記事がでていた。

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2002年5月12日(日) 霧雨  ひとり   
鉾立755→御浜950/1205→鳥海ブルーライン1300
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