森吉山・GW春スキーその3

復路、一の腰からのスケッチ

昨日は予定通り雨だった。今日は天候が回復する予報なのだ。当初曇りだったが段々青空が出てきて晴れになった。今回は初心者が気持ちよく滑れる広大な緩斜面は現れず、期待はずれの感あり。この時期初心者の春スキーに適する山では無かったようだ。やはり鳥海の斜面は楽しめると再認識させられた。

山中誰もいなかったので、久々に緊張感があった。そのせいか、今回はかなり慎重な滑りに徹してしまった。復路、前岳まで降りてきたら余裕がでて赤ワインを飲みながらスケッチした。上手くかけず没になり、載せたのは一の腰からのスケッチである。

復路、一の腰から狭い急斜面はスキーを背負って降りた。その時、テレマークを背負った単独男性がツボ足で登ってきた。

こめつが山荘は役場の人達が山開きの準備なのか清掃作業中であった。


往路、一の腰から撮った。一の腰の下りはスキーを背負って降りた。

ゲレンデは雪が消え、一面にフキノトウが顔を出していた。イチゲも咲いていた。先日の兜明神岳の乾いた斜面とは大違いの雪解けの湿った斜面。地元の老夫婦がずだ袋にフキノトウを採っていた。戻ってきたときも採っていた。売り物にするらしい。

六合目当たりから雪が現れたので、シール付きのスキー登行を開始した。七合目で一の腰トラバースルートを探したが藪こぎが必要な気配だったので、一の腰尾根ルートを登った。

何とか雪を拾いながら山頂直下までシール登行した。これはセルフタイマーで山頂記念写真。背後には岩手山が見えている。山頂からは太平山地が鮮明に見えた。とにかく風が冷たくて長居無用ですぐ降りた。山頂部の急な下りは安全サイドでシール滑降とした。

復路一の腰を下っていたら、今日初めての登山者がツボ足で登ってきた。彼はテレマークスキーを背負っていた。こめつが山荘には横浜ナンバーの車があった。

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2002年5月1日(火)晴   ひとり   
こめつが山荘900→一の腰1020→前岳1050→山頂1140→前岳1225/1305
→こめつが山荘1430
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