今日はs氏の企画で初めて北上山地の低山に足を踏み入れた。兜明神岳と岩神山である。どちらも1000m程度の標高。そこでは秋田の湿った空間とは異質な乾いた世界が待っていた。うまくいけば残雪のスキーが楽しめるかなと思っていたが、雪はすっかり消えていた。久々に関東風の冬の日だまりハイク、アルコール昼寝付きを楽しんだ。
帰路、車から異音が発生してきたが、なんとか戻って来れた。GSで点検したら、左後輪のタイヤの締めナットがかなりゆるんできていた。かなりタイヤはずれの一歩手前の危険な状態だったのだ。翌日も異音が出てきた。また点検したら、今度は左前輪のブレーキパッドがもう無くなっていたのだ。
今回の教訓は、タイヤ交換後は必ずナット締め自己点検! 1年ごとの定期点検実施!
ウォーキングセンターから乾いた天然林の中の道を登っていった。道沿いにチラホラとキクザキイチゲが咲いていた。期待していた雪はもう無かった。
広い芝の斜面の登りとなった。ところどころ、フキノトウが顔を出していた。採り頃を過ぎていたものがほとんどだったが、食いしん坊の性で、もしか袋に採ってしまった。
かぶと広場からの兜明神岳である。山頂はちょっとした岩場であった。頂からは早地峰、岩手山が見えた。この北上山地界隈は緩やかな斜面とカラマツ及びダケカンバなどの天然林、芝の草原が入り交じった秋田の湿った山空間とは異なる乾いた世界のようだ。
下山路は少年自然の家を経由した。源流付近に芽を出したばかりのカタクリが多数。上の写真は自然の家からウォーキングセンターに向かうところ。正面には早地峰が見え、とても気分がいいところであった。
岩神山から少し下った、早地峰と兜明神が見える斜面でランチとした。贅沢にも久しぶりに昼寝をしてしまった。岩神山の山頂には送電鉄塔があり雰囲気が・・・である。