中岳山頂から見えた鶴ヶ岳方面の見事な雪庇

昨年２月２４日以来の中岳である。これまで秋田山好き達のサロンであった前岳女人堂の小屋が昨年末に焼失したので登山者はかなり減少したのでは思っていたが、杞憂であった。彼らは小屋の代わりにツェルトを張って冬の低山の宴を楽しんでいるようだった。

前岳ブナ大王とは約１年ぶりの対面だった	前岳直下の緩やかなブナ林の尾根路
前岳の女人堂小屋の跡地。今は鳥居だけになってしまった。昨年の１２月に小屋は全焼したのだ。	中岳山頂の雪庇を背にテントとツエルトのランチ会場の設営を始めた。こちらは風に耐えながらの寒いランチだった。

中岳まではきれいなブナの純林の道。先行の４人組を視野に捉えた。

昨日からまた冬が来て雪模様。市内は久々にうっすらと雪化粧し、久々の冬景色。ザブーンからスパイク長靴にスノーシューを持って出発。ザブーンからの山道には新雪が２０ｃｍ程度あった。雑木林の中には動物の足跡は見えなかった。中岳直下で顔見知りの門脇夫婦とすれ違った。遭った時は思い出せず挨拶はできなかった。前岳周辺にツエルトが二張りあり、小屋の代用にしているようだ。ザブーン近くの林にはマンサクの黄色いつぼみ。結局、寒いせいか雪はしまっており、スノーシューの出番はなかった。