樹氷に感激・森吉山

石森ピークから森吉山

昨年下見をした房住山へのスキーハイクの予定であったが、またも朝からの大快晴。天気のいい日は高いところへ登って展望を楽しむにかぎるというので、樹氷原の待つ森吉山に行き先を変更。

(ゴンドラからの霧氷)

昨年はホワイトアウトの森吉であったが、本日は大快晴。ゴンドラからみた霧氷のブナ林が美しい。ゴンドラ終点付近の樹氷達も青空をバックに本当に・・。山頂もクッキリ。鳥海も姿を見せている。今シーズンはなんと天気運がいいのだろうか。

(ゴンドラ終点付近の樹氷)

スキーにシールをつけて出発。先行パーテイも2組と先月の秋田駒に比べ登る人が多い。森吉山は斜度がスキー向きなのか、スノーシューやカンジキに比べ楽に登れる。快晴の樹氷原を歩くのは生まれて初めてで、気持ち最高。蔵王の樹氷ではいつも吹雪きだったのだ。森吉の樹氷は蔵王に比べれば小さい感じで可愛いモンスター。

(石森ピーク目指して樹氷原を登る)

石森のピークからは鮮明に山頂が望めた。とてもなだらかである。今日は大きく天候が崩れることはなさそうなのでルート旗は省略。避難小屋付近の雪原に荷物をデポし、山頂ピストン。山頂からは白銀の八幡平、岩手山、秋田駒、和賀山塊、鳥海、白子森、太平山・・特に秋田駒が神々しい。

ヘボスキーヤーは登りは天国。下りは地獄なのだ。スキーで登ったからには下りのスキー滑降を省くことはできないのだ。登るには最高の道具が下りでは恐怖の道具になってしまう。本音はスノーシューで安全に下りたいのだ。しかし、スキーをザックにくくりつけて下りるのも馬鹿らしいのだ。そんな気持ちが分かったのか、なぜか左足がスリーピン式金具にセットできない。かなり手間取り力業で何とかはめたが、これがこの方式の欠点なのだろうか?セットできなかったらスノーシューもカンジキもないので悲惨である。シールをつけてスピードが出ないモードでの恐怖の滑降だった。

昼食後、またも左足のセットに手間取った。潜る雪原のスキー操作はできないのだからして当然ゲレンデまでは安全モードのシール装着滑降なのだった。

(避難小屋付近から石森ピークへ)

(もうすぐ石森ピークだ)

石森付近はゴンドラから上がってきた結構な人で混んでいた(8人程度)。観光の方もいい天気に誘われて長靴で来ている。

ゲレンデからはシールを外し、テレマークターンの練習と意気込んでいたが、ほとんどボーゲンで下りてきたトホホ。なんとかケガ無く下りて来れてホッ。


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【 日 時 】2002年2月3日(日)            
【 天 候 】おおむね晴れ              
【 行 程 】阿仁スキー場ゴンドラ終点940→石森1015→避難小屋1040→
      山頂1120/1140→避難小屋のそば1200/1310→ゴンドラ終点1400
      →スキー場駐車場1450
【メンバ】秋田面々8人と
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