秋田駒ヶ岳・冬の大展望

男岳から横岳との鞍部まで痩せ尾根を下っていった

朝から大快晴だった。放射冷却で今冬一番の冷え込み。秋田市から鳥海山が本当に鮮明。角館をすぎたら秋田駒の雄姿。男岳山頂からは360度のパノラマが得られた。白神、岩木山、八甲田、八幡平、岩手、早地峰、薬師、和賀、真昼、葉山、月山、鳥海、太平、森吉・・田沢湖。展望最高の一日。しかし、阿弥陀池小屋からのテレマークスキー滑降はしんどかった。アイスバーンと吹きだまりの雪でほとんど横滑りでエッジを使いながら降りてきたのだ。アイスバーンで転倒し、岩にぶつかりそうに滑落した場面もあったが、幸運にも無事だった。テレマークターンをやる余裕は全くなく、太股の筋肉がピクピク。スノーシューで歩いた方が良かった。

田沢湖スキー場のリフト終点からの田沢湖。その脇に鳥海山が鮮明に浮かんでいたのだが・・写真に旨く写らずだった。

アイゼンを装着し、スキーを背負って、いざ出発。眼下に田沢湖、鳥海の雄姿に見とれる。これまでにないような鮮明な展望だと秋田の面々は言っていた。裏日本の冬にもこんな快晴があるのだ。

男岳に向かって登る。ついため息が出るほどの展望。月山と葉山も見えてきた。岩木山、八甲田、八幡平、森吉も鮮明なり。

男岳の荒々しい岩稜。山頂からは岩手山、早地峰も。雪をまとった和賀、真昼山塊も

男岳山頂から阿弥陀が池小屋に向かった。鮮明な田沢湖、遠く八幡平。

阿弥陀池小屋でスキーを装着。アイスバーンで転倒し、下の岩にぶつかりそうになり観念したが避けられてホットした。その後、横滑り降りでヘトヘトの体で八合目小屋に。辿り着いた夕方のアッスルスキー場から西日にあたる駒ヶ岳が綺麗だった。


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【 日 時 】2002年1月20日(日)            
【 天 候 】快晴              
【 行 程 】田沢湖スキー場リフト終点1015→男岳1200→阿弥陀池小屋1300
      八合目小屋1400/1500→アッスルスキー場リフト終点1545
【メンバ】秋田面々8人と
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