前夜に登山口で車中泊した。前回は殿上水の道の駅で泊まったのだった。
広い登山口駐車場には既に大曲の高校生のパーテイがテント泊していた。
他に栃木からのご夫婦の車。星が見え、明日の好天を期待させた。
翌朝は雨だった。止んでから出発した。今日の副目的は、昨年のハチ襲撃で
紛失した眼鏡を回収することにある。道々、襲撃されたところのうる覚えの
状況記憶を頼りにキョロキョロしたが、同定できずに水場まで行ってしまった。
記憶ではもっと登山口に近いはずだ。少し行ったところで大雨となったので
登るのは中止し、また同定作業をしながらの下山となった。この雲の状況から
午後に前線が通過し、晴れ上がるとは考えられなかったのだ。
結局、下りでも確認できず眼鏡の回収はついに果たせなかった。
時間が余ったので、初めての山である二つ森を偵察することにした。
途中、うっそうとした杉林の中のマイタケの自然栽培地に立ち寄り、
500円分おみやげをゲット。
最終登山口まで立派な舗装路が続いていた。700m以上は紅葉の盛り。
登山口は車で一杯。なんとか車を置く。雨である。登るとすぐに、
来るは、来るはの団体さんと行き会った。胸に日本山岳会のネームプレート
をつけている。ほどなく、どこかで見た人が・・作家の根深誠氏であった。
途中、太平山によく似ている綺麗なブナ林が現れた。黄葉が見事。
山頂には誰もいなかったし、霧で展望もなかった。
峰浜村の道の駅で当地自慢の10割そばを大盛りで頼んだ。
大いに期待したのに失敗であった。茨城の奥久慈と同じく、歯ごたえも腰もない
どうしょうもないそば。秋田でうまいそばやに巡り会いたいものだ。
いい素材があるのに、加工技術を磨いてくればと・・・・・ガッカリ
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