津軽・白神岳
山頂付近より向白神岳

世界遺産で有名な白神山地を覗きに白神岳に登った。
そこで生まれて初めての
蜂さされを体験することになってしまった。
当日は世界遺産と三連休からか、遠方からの人が多かった。
京都の団体さん、埼玉の団体さん、名古屋のご夫婦、八戸の兄さん、宮城の若いペア等。
山頂で八戸の兄さんがスズメバチに手を刺されたといって登ってきた。
ショック症状はなく手がズキズキ痛む程度で大丈夫とか。

悪運を使い果たしてこれからはいいことがありますねと冗談を言った。
そのあと自分に振りかかるとはこの時思っても見なかった。
下りで登山口まであと20分程度の二股分岐をすぎた直後、
頭部に衝撃の痛みが走った。
とっさに後頭部に手をやり、振り払い、逃げた。
初めてのスズメバチ攻撃をあびてしまったのだ。
目の前がおかしい、そうだ眼鏡がない・・・。
おそるおそる引き返し、周辺を探したが見あたらない。
危険地帯なので早々に眼鏡回収はあきらめた。
振り払ったとき眼鏡も振りとばしたらしい。
今年2個目の山中での
眼鏡紛失。今回のが一番高価な奴だった。
カミサンに嫌味をいわれるなぁ・・・
ショック症状が出たらどうしようと不安で一杯になる。
刺された箇所がグングン痛くなってくる。
八戸の兄さんが大丈夫だったから、俺もokだろうと思うことにし、登山口に急いだ。
気分は正常、後頭部の痛みだけだ。
駐車場で宮城ペアに患部を見てもらう。
ハチの針は残ってないらしい。 
彼らは登るとき登山道近くのスズメバチの巣を見たという。
その場所と刺された場所は一致した。
明日登る予定の燕三条のご夫婦から塗り薬をいただきつけた。
名古屋のご夫婦が下りてきた。親父さんも後頭部と太股を刺されたらしい。
奥さんは病院につれていくとか・・・・・・こちらは寄り道せずに自宅へ。
自分が確認した今日の被害者は3人だった。もっと多いだろうな。
これからは抗ヒスタミン軟膏を常備せねばと反省。
また、後頭部を保護する帽子も必要である。 
初めて刺された場合はショックをおこす抗体がなくひどい症状にはいたらないらしい。 
尚、このコース上のブナ林は太平山を超えるものではなかった。

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【 日 時 】2000年9月15日(金)              
【 天 候 】真夏日の晴                    
【 行 程 】黒崎登山口630→山頂1030/1145→黒崎登山口1430
【メンバ】単独                       
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