初めての平日・筑波山
(立身石コース→弁慶茶屋コース)
自然研究路・東屋から見た付近のブナ林

前夜鹿島は雨だったことから、筑波では雪が降って、冬景色を
見られるんじゃないかと思い、初めての平日筑波を敢行した。

八郷町から見えた筑波に雪の形跡は全くなく、ここも雨だったらしい。
今日もまた小春日和で暖かい。

がらんとした市営駐車場、10台程度。
最近下りばっかりの立身石コースを久々に登ることにした。

雨の後なので、沢の水流が多い。
筑波の表斜面は常緑樹が多いせいか、陽光に照らされた葉の緑が
目にまぶしい。

分岐から急斜面を登っていくうちに道跡をロストした。
登りはいつもであるので、いつもどうり滑りやすい急斜面を
猪の獣道を所々利用しながら一気にあがる。
汗が吹き出してくる。

いやな笹薮をかき分けていくと、いつもどうり赤テープのある
ルートにでた。

ロスト地点はモミの倒木なのだ。いつもこれをまたぐのがいやで
上の薮に分け入っていくのだ。 ロストを楽しめるのがこのコースの
良さである。

自然研究路の立身石でランチ予定であったが、大汗をかいたので
ビールが欲しくなり、御幸が原の売店に直行。ケーブルカーの売店だけ
オープン、他は閉まっている。いつも大にぎわいのこの周辺も、
平日の今日は数人の観光客のみで静かそのもの。

霞ヶ浦の光景を肴にビールを飲んだ後、久々に男体山に向かう。
途中、単独の兄さんに挨拶。山頂からはうっすらと浅間山が見えた。

裏道から自然研究路の東屋にはいり、遅くなったラーメンランチ。
時間たっぷりなので、いつもの懸案、ここのブナ林スケッチに挑む。
これまで正確に描写しなければとの想いが強く、木々の形が難しく途中で
投げ出してしまっていた。 今回は正確さはさておき、ラフな気持ちで
ラフに描いてみた。

さて下りはどうするか?と思案。 
運動不足なので女体山経由で神社に戻ることにした。

御幸が原からは西に傾いた陽でクリアとなった宇都宮市街と日光連山。

女体山では霞ヶ浦と涸沼、水戸方面が西日に照らされきれいだった。
富士方面には雲があり、夕日のシルエットは期待できないので、
落日を待たずに下りることにした。

出船入船岩付近のブナが西日に照らされ美しい。
女体山頂でのキツツキと同じく、野鳥二羽が俺をみても逃げずに
のんびり餌あさりをしている。 じっくり観察。
俺を人間として認めていないようだった。

久々に暗くなった弁慶茶屋コースを下りた。当然ながら人影無し。
筑波山神社で今年の家内安全・健康・開運を祈願。
息子の合格祈願は忘れてしまった。

日がすっかり落ちた市営駐車場には車が3台のみ。
静かな久々の表筑波であった。

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目的   平日の冬の筑波探訪
期日   2000年1月14日(金)
天候   弱風、晴れ
メンバー 単独
行程   自宅930〜市営駐車場1135/1145→立身石コース分岐1215→立身石1320
     →御幸ヶ原1330/1345→男体山1355→東屋1405/1505→女体山1535/1550
     →弁慶茶屋→筑波山神社1700→駐車場1710/1720〜自宅1820
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