那須・中の大倉尾根
残雪のある春山を味わいに那須に出かけた。湯元温泉までは新緑が真っ盛り、ツツジも
咲いていてきれいだった。温泉より標高の高い所は芽吹いたばかりで、ツツジもまだ蕾。
料金所のおじさんによれば、あと10日過ぎが見頃らしい。
中の大倉尾根から見た茶臼、鬼面、朝日である

熊見曽根から見えた隠居倉

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【 目的地 】那須・中の大倉尾根
【 日 時 】2000年5月19日(金)
【 天 候 】晴れ時々曇り→ガス
【 行 程 】5/18
      自宅1200〜峠茶屋駐車場1730
      5/19
      峠茶屋駐車場550〜北温泉駐車場610→林道640→中の大倉山730
      →展望所810/850→スダレ山展望の大岩930/940→熊見曽根1015/1045
      →峰の茶屋1120/1200→峠茶屋駐車場1240〜高雄温泉〜山形に移動
【メンバ】単独
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峠の茶屋駐車場で車泊
那須の定番、峠の茶屋で車泊である。平日とあって車4台のみ。人はいない。
夕食はこれまた那須の定番となった那須牛のしゃぶしゃぶ。

自転車で北温泉に
翌朝は期待どうり晴れだった。山腹の新緑を眼下に、自転車で爽快なダウンヒル。
本当に気持ちが良かった。 北温泉周辺の斜面は山桜満開、新緑真っ盛り。

林道終点を確認
いつも気になっていた林道をたどることにした。林道沿いには採り頃のタラノメが
あり、3本だけラーメンの具として頂いた。 終点はすぐだった。 展望が良く、
茶臼岳、峠の茶屋が正面に見える。 トラバース的な踏み跡と斜面に上がる踏み跡が
あり、後者を辿ったら、すぐ登山道に出た。

モミジガサが多い
中の大倉山までの斜面にはモミジガサが多く見られた。これもラーメンの具に
4本頂いた。

お気に入りの山岳パノラマをスケッチしたが・・・・
尾根上のブナ、ダケカンバはまだ芽吹いておらず、色気がない。
気持ちよく茶臼から赤面山が見渡せる所でスケッチを試みた。
この光景は中の大倉尾根の見所でお気に入りなのだ。紙面に
この広さを表現したいのだが、うまく縮小表現ができず、
茶臼と朝日だけを描くことになってしまった。トホホ
やがてガスが出てきて稜線は見えなくなった。

赤面山分岐で朝あったおじさんに会う
峠の茶屋で出発まぎわ話をした単独おじさんにまたあった。
彼は家から見える赤面山に登る予定と話していた。
残雪のトラバースがあるので、今日は中止して戻るとか。

熊見曽根で隠居倉を描いてみたが・・・・
主稜線の道はチラホラだが人がいる。ガスに覆われて遠望はない。
風が若干有り、チト寒い。 熊見曽根で隠居倉が見えた。
その山頂には人影が2名程。 好きな山なので描いてみるが
これまた没だ。

山菜ラーメンを峰の茶屋で食す
峰の茶屋にいたる直前に雪面のトラバース2カ所有り、足下要注意だった。
途中採取した山菜を入れたラーメンを小屋内で食べた。 ここ峰の茶屋は
中高年パーテイで結構な混みようであった。

雪面トラバースを迂回するおじさん
峠の茶屋に下りようと行くと対岸の左手急斜面を下りていくおじさんが
目に入った。なんか危なっかしいので見つめてしまった。
彼は雪面トラバースを迂回するため下りているらしい。なんとか無事に
迂回でき、こちらもホッとした。

高雄温泉で汗を流す
峠の茶屋にはそこそこの車が有り、さすが観光地。さきほど行った林道終点
が確認できた。 帰途は自転車を回収し、高雄温泉で汗を流した。

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